コロナ・ショックとリーマン・ショックの違いを簡単解説!正しい理解で、経済に“小さな希望”を!

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フリーランス猫
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吾輩はフリーランス猫である。仕事はまだ、それほどない。この社会を自由に生きられる方法を拾い集めている真っ最中である。

コロナウイルスによる景気が「急速に悪化」とのニュースが話題になっています。「悪化」という言葉を使うのはリーマン・ショック以降、約11年ぶりとのこと。

悪いニュースばかりが続くと、不安に押しつぶされそうになりますよね。

しかし、人類はこれまでも様々な災害を乗り越えてきました。リーマン・ショックと比較して、今回のコロナ・ショックに、はたして希望はないでしょうか?

ありきたりな表現ですが「ピンチはチャンス」と、なり得る要素について考察しました。まだまだ諦めずに頑張れる! そう思っていただける人が増えると嬉しいです。

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リーマン・ショックとコロナ・ショックの違い

景気の悪化が報じられるとき、必ずといって良いほどリーマン・ショックが引き合い出されます。しかし、今回のコロナとリーマンの件には大きな違いがあることをきちんと把握しておかなければなりません。

まずはそれぞれについて、猫でも分かる簡単解説をしていきます。

リーマン・ショックとは?

リーマン・ショックは2008年9月15日に起きました。アメリカの投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスの経営破綻を、リーマン・ショックといいます。

この会社はとても大きな証券会社で、世界中の機関や会社と取引がありました。結果、破綻の影響は連鎖的に波及し、世界規模で経済を悪化させてしまったのです。

ではなぜ、リーマンは経営破綻に追い込まれてしまったのでしょうか? ポイントをまとめます。

✏原因は主にサブプライムローン問題

・リーマンブラザーズは低所得者向けの住宅ローンを販売
なぜ低所得者にローンを販売できるの? 
└この時期、アメリカの地価は上昇傾向。低所得者でもローンを組んで土地を購入しておけば、いずれ価格が上昇したときに、土地を売れば大きな利益が出るという仕組み。

この商品をサブプライムローンと言う。

ところが、予想とは裏腹に景気が悪化し地価が下落
└低所得者にとっては利益の見込めないローンの負担のみを抱えることに。結果、多くの人が土地や住宅を手放す。アメリカの住宅ローンの制度は、家を手放した場合、残りのローンは払わなくて良いという仕組みになっていた。

→リーマン・ブラザーズはローンとして貸していたお金を回収できなくなり、破綻。

リーマン・ショックの大事なポイントは金融バブルの崩壊である、という点です。

☑バブルとは?
→資産価格が投機により、実体経済に比べて大幅に上昇している経済状況

実体のない経済に多額の投資が行われている状況

コロナ・ショックとは?

コロナ・ショックはバブルがはじけたわけではありません。健全な経済活動が行われていたところに、ウイルスによる驚異が襲いかかったという状況です。

つまり、投機(投資)の失敗などによりお金が失われたわけではない、と言えます。

コロナ・ショックは人類が招いたものではなく(ウイルスの原因が人災であるかは除いて)、外的ショックと捉えるべきです。

コロナ・ショックのポイントをまとめます。

・経済や経営の破綻が原因ではなく、政府による自粛要請によって経済活動が一時停止、あるいは極端に縮小している状態。

└ただし、そのために利益をあげられず、経営が悪化、破綻する民間企業が増加するリスクがある。

いかがでしょうか? 単純に「経済悪化」という側面だけで並べられるリーマン・ショックとコロナ・ショックですが、その内容は全く異なることが分かると思います。

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リーマンとコロナのお金の動きの違い

リーマン・ショックに比べて、コロナ・ショックにはまだ小さな希望があると感じられます。前項の内容を私たちの財布のお金に置き換えて考えてみましょう。

リーマン・ショックの場合のお金の動き

例えば、私が100万円の土地を、将来200万円に上がると信じてサブプライムローンで購入するとします。

私の財布
-100万円

予想とは裏腹に景気が悪化、土地の価格が半額の50万円になってしまいました。これ以上損はできないと、私はその土地を50万円で売ります。収入50万円です。

私の財布
-100万円 + 50万円 = -50万円

結果、私の財布は-50万円となり、手元には土地も残らなくなってしまいました。

サブプライムローンを売った投資銀行も、回収できなくなったお金の分だけマイナス収支となってしまいます。

コロナ・ショックの場合のお金の動き

私は100万円を使ってクルーズ船の旅行をするつもりでした。ところが、コロナ・ショックにより自粛。旅行をすることができなくなってしまいました。

私の財布
100万円

ツアーを販売していた旅行会社の財布
±0円

旅行を中止したところで、私の100万円は消えていません。また、ツアーを販売していた会社も、サブプライムローンの投資会社の例とは異なり、入ってくるはずだった100万円の売上が0円になっただけです。

お金はどこにも消えていませんし、マイナスにもなっていません

コロナ・ショックの懸念事項

前項でリーマンとコロナ、両例のお金の動きがまったく異なることが理解できたと思います。

リーマン・ショックでは大量にお金が失われてしまいました。しかし、コロナ・ショックの場合はお金がバブル(泡)のように弾けてなくなることはないのです。

では、コロナ・ショックの懸念事項とはなんでしょうか?

・自粛中は売れる商品と売れない商品が明確になる
・エンタメ事業などの売れない商品を扱っている会社が破綻する可能性がある
・売上が±0円でも、人件費や経費などでマイナスになる会社がある
・給料が払えない会社が増えると、失業者が増える

以上のような点です。コロナ・ショックによってお金が回っていかない事業がある、という点が問題なわけです。

この点は、コロナが収束するまで政府などが救済に回らなければならないと考えられます。

しかし、繰り返しになりますが、国民のお金が失われているわけではなく、自粛によってお金が回っていかない部分がある、というだけなのです。

つまり、多くの人や企業が財産を失ったリーマン・ショックとは異なり

コロナさえ終息すれば、
経済を再び回していく

余力はそのまま残っている


ということになります。

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経済活動の一時停止を乗り切れるかが重要

いかがだったでしょうか? お金がマイナスになるバブル崩壊とは異なり、コロナ・ショックは経済活動が一時停止しているだけ、ということが分かりましたよね。

ただし、一時停止によって負債を抱える企業が増えることもまた事実です。

そこは国の力を頼るしかありません。それと同時に、ワクチン開発などのコロナ終息の策を一刻も早く打つことも大切です。

終息の目処さえ立てば、今は苦しいエンタメ事業や旅行会社に、おそらく投資的な意味合いでもお金がどっと流れると思います。

現に私も今、ライブやコンサート、旅行に行きたくて仕方ありません(笑)

コロナの終息を早めるためにも、私たちが「今を我慢」する「自粛」には、上記のような点で未来の経済的にも大きな意味があります。

コロナはバブル崩壊とは異なり、出口の見えない問題ではないということです。

これを希望に、この困難を乗り越えていけたらなと思います。

フリーランス猫
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ナアアァァ…もうちょっとの我慢だナ!
それでは、またナァ!!

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