ビジネスで勝つための必須知識! 「IoT」とは何かについて、猫でも分かる簡単解説!

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フリーランス猫
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吾輩はフリーランス猫である。仕事はまだ、それほどない。
この社会を自由に生きられる方法を拾い集めている真っ最中である。

テクノロジーの進化はとどまることを知りません。今、当たり前のようにあるVRやドローンの技術は、かつてアニメ「ドラえもん」のひみつ道具として登場したようなモノです。

すごい時代になりましたね。

アニメや映画の世界が実現化しようとしている社会、いったいどのような技術の進歩がその背景にあるのでしょうか。

革新的テクノロジーのひとつ、それが「IoT」です。言葉は耳にする機会が多いと思います。皆さん「IoT」のこと、詳しくご存知ですか? どんな印象をお持ちでしょうか?

残念ながら、「IoT」=「いいお父さん」ではありません(笑)

今回は、大人気の「猫でも分かる簡単解説シリーズ」です!

社会人なら知って起きたい「IoT(アイオーティー)」とは何か? について、わかりやすく説明します!

IoTとは

IoTとは「Internet of Things」の略です。直訳すると「モノのインターネット化」となります。

「インターネットへの接続」で思い浮かぶモノ、これまでは主にパソコン、あるいはスマホなどの端末という印象だったと思います。

ところが、これからはあらゆる「モノ」がどんどんネットにつながり、様々な情報を共有するようになっていくのです。これを「IoT」と、言います。

モノのインターネット化によって、どのような世界が実現するのでしょうか?

フリーランス猫
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んー…
冷蔵庫でYoutubeが見れたり、ゲームができたりするのかナ?
冷蔵庫がでかいスマホみたいになるナァ!!!
(バンバンバン! タップタップタップ!)

やろうと思えばできますが、そうではありません(笑)。モノが端末の代わりになるということではないのです。

冷蔵庫を例に挙げるのであれば、次のようなことが「IoT」で実現します。

「IoT」が導入された冷蔵庫の場合

冷蔵庫が毎日保存している食材のデータを集約。日常的に使う食材、定期的に使う調味料、飲料水の消費具合をすべて記録します。

先日、友人を呼んだパーティーに手作りケーキを作ったので、卵と牛乳が大量に消費されました。

冷蔵庫はそのことをセンサーできちんと把握しています。卵と牛乳は冷蔵庫の持ち主が定期的に補充するモノ。よって、冷蔵庫は自動でインターネットに接続、持ち主行きつけのスーパーの中から一番お得な商品をピックアップします。

その情報が持ち主のスマホに送信されます。持ち主は商品内容をチェックし「承諾」ボタンを押します。すると冷蔵庫がスーパーのネット注文サービスにオーダーを送信。持ち主の帰宅時間までを通知します。

持ち主が仕事から帰宅するタイミングに合わせて、新鮮な食材が家に届くのです。

いかがでしたか? まさに近未来の世界ですよね。

この冷蔵庫はあくまで一例。他にも、トイレがIoT化されたら排泄物から健康状態を診断し、行きつけの病院にデータを送るというようなことも可能です。

いろいろな家電や車、あらゆるモノがインターネットに接続できるようになります。「IoT」のイメージ、なんとなくつかめましたか?

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IoT化の流れに出遅れた日本のビジネス

すべてが「IoT化」した社会、消費者にとっては大変便利な世界です。しかし一方、サービスを提供する企業側は、より過酷なビジネス競争を強いられることになります。

「技術の日本」が通用しなくなる時代

戦後の日本はかつて、劇的な成長を遂げました。高度成長期を迎え、GDPは世界第2位。敗戦国であるにも関わらず、これほど短期間で復興&発展した国は歴史上他に類をみません。

中でも日本が世界を牛耳ることになった産業と言えば、自動車産業です。日本車は海外の車に比べて壊れにくく燃費も良く、あらゆる面で性能を上回っていました。よって、世界で爆発的に売れたのです。

おおらかな欧米人に比べ、勤勉な日本人の真面目さや、几帳面さがプラスに働いた事象と言えるでしょう。

「高い技術力」を持てば世界に勝てると知った日本は、他の分野でも大躍進します。

カメラや家電など、日本製品が世界に進出し、どんどん売れました。この現象の名残は一部、今も継続しています。日本製品の性能の良さはおりがみつき。だからこそ「爆買い」などが起こるわけです。

ところが、いつからか日本の企業は世界でこう揶揄されるようになりました。

「技術で勝って、ビジネスで負けている」

なぜ、高い技術だけでは世界との競争に勝てなくなってきたのでしょうか。その大きな要因となるのが、まさに「IoT」なのです。

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十人十色にニーズに応えるビジネスが勝つ

日本の企業が出遅れた理由、それはある程度成熟した国の人々のニーズを読み切れなかった点だと言われています。

時代の流れを俯瞰で見ることができず、過去の成功に習い「技術力を高める」ことばかりを重視してしまったのです。

豊かさを手に入れた人たちのニーズとは

ある程度の豊かになった先進国の人たちは、性能に見切りをつけるようになりました。すなわち常に最高の性能を求めることはなくなってきたのです。

豊かさは人々に自由を与え、それぞれの暮らしの中には多くの価値観が混在するようになりました。

皆が平等に貧しいときはそうではありません。皆が貧しいときは「おいしいご飯を食べたい」「テレビを買いたい」「車がほしい」など、理想が統一されていたのです。

ところが、今は多少稼ぎが少なくても、ご飯は普通に食べられますし、各家電の購入のハードルもそれほど高くありません。

かつて誰もが欲しがり憧れた、テレビや車。今は買える余裕があっても「必要ない」と、意図的に所有しない人もいるほどです。

「大きくて美しい画面」でわざわざテレビを見なくても、スマホの動画で十分という人も多いでしょう。

このような消費者ニーズの変化に、「IoT」技術をいち早く導入した世界の企業は気づくことができました。なぜなら、各製品から消費者のデータが送られてくるからです。

優秀な企業はそれらを分析し、それぞれの個人にあった製品を開発するビジネスに切り替えました。

あくまで一例ですが、日本の企業がテレビをいかに美しい画面にするかという技術面を懸命に研究している間、世界のライバル企業は、大多数を占めるユーザー満足度に重点を置いたのです。

そうして世界の企業は、日本製品に性能では劣るものの、機能性やコスパ面で勝るモノを次々に開発しました。

どちらの製品が世界的なシェアを得られるかは、一目瞭然ですよね。

一方通行な価値観のビジネスは終焉を迎える

ネットが登場する以前までは、消費者側と企業側に明確な上下関係が存在していました。企業は消費者の驚くような製品を開発し、その驚きを広告にして、高い価値観を購入意欲につなげていたのです。

情報の少ない時代の消費者は、夢の技術に憧れて製品を次々に購入します。

ところが、ネットの誕生により今や情報はどこにでも転がっている時代になりました。ちょっとやそっとの技術で、消費者が驚くようなことはなくなってしまったのです。

消費者が求めているのはもはや、驚きや憧れではありません。性能は一定の水準をクリアしていればOKで、大切なのは「自分に合った使い心地の良い製品」です。

車に興味がない人に高級車を売ろうとするようなビジネスは、かなり困難になってきています。

IoTによって変わるビジネスの内容

冒頭の「IoT」を導入した冷蔵庫の例を思い出してみてください。

逐一データが蓄積され、企業に送信されます。この冷蔵庫の持ち主が「一人暮らしの男性」であったとしましょう。冷蔵庫の中身だけでなく、それらの情報も企業に伝わります。

「IoT」によって繋がっていれば「○○地域に住む、一人暮らし男性の冷蔵庫の中身」といった具合に、カテゴリ別に情報を取ることも可能です。

これらのビッグデータを分析し、企業は「〇〇地域の一人暮らし男性に適した冷蔵庫」を開発することができます。冷蔵庫の容量、電気代など、消費者の気づかぬうちに、使い心地抜群の冷蔵庫が市場に出回るわけです。

また、こうしたデータは製品開発以外にもビジネスとして利用可能です。

たとえば、大手スーパーとの連携などが考えられます。各家庭の冷蔵庫の食材状況が分かるわけですから、そのデータを有料で大手スーパーに渡します。

そのデータを分析すれば、今どんな食材が売れるのかをスーパーは把握することができます。こうしてモノと人、企業と消費者がネットワークによってつながることで、「売れる商品」が見えてくるわけです。

一方的に「技術力だけを高める」ビジネスが、勝てなくなってきている理由が理解できたのではないでしょうか。

「IoT化する社会」をしっかり理解しなければ、今後ビジネスで生き残ってはいけないかもしれません。

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IoTは「物」を「モノ」にする

IoT化が進んだ社会では「物」という概念が薄れてきます。

移動手段として自分で運転する従来の車。これは「物」と言えるかもしれません。しかし「IoT」によって自動運転が可能となった車を、はたして「物」と言えるでしょうか。

自動運転車の中で、あなたは自分の部屋のようにくつろぐことでしょう。端末を開いて仕事をすれば、その空間はオフィスになります。安全のために搭載されているカメラは、映像記録を残す役割を担います。

多機能化する車は、車という目的を達成するにとどまりません。車は物体ですので「物」ですが、IoTによって様々な役割を担うようになった瞬間、それは物体の域を超えているはずです。

人工知能が搭載されれば、車が人間と同じような作業や仕事を行うことも可能でしょう。物体を表す「物」、人間を表す「者」、この境目がなくなって「物」は「モノ」になっていくと考えられます。

IoTの知識をしっかり身につけて、時代の流れに乗り遅れないようにしたいですね。

フリーランス猫
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それでは、またナァ!

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