一見ホワイト企業!? だけど将来性は薄いかも。職場環境が良くても、転職や退職を考えるべき会社とは?

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フリーランス猫
フリーランス猫

吾輩はフリーランス猫である。仕事はまだ、それほどない。
この社会を自由に生きられる方法を拾い集めている真っ最中である。

ブラック企業の特徴をまとめたこちらの記事、たくさんの方々に読んでいただいて嬉しいですナァ。

私が体験したような「あまりにも…」な出来事に見舞われると、さすがに自分の会社がヤバイってことに気づきますよね。気づいたならば、あとは決断と行動をするだけです。

ただ…
自分の会社がヤバイのかどうか分からないというパターンもけっこうあります。

いろいろな人に相談をする中で「他と比べればマシかも…」と、思ってしまったり。

働き方改革の流れを受けて、表面上はホワイトな企業も増えてきました。しかし、成長性、将来性といった面を冷静に分析してみると、まだまだヤバイ会社も多いです。

ぬるま湯に甘えて決断を鈍ってしまうと、ダラダラと未来のない会社に居続けてしまうことになるかも。今回は、一見ホワイト企業に思えるけれど、退職や転職を考慮する余地が十分にある会社について解説します。

仕事のできる人が出世できない会社

あなたは今、会社でよく怒られたり、上司とうまくいかないような状況ではありませんか? そのような場合、心優しい人はついつい自分を責めてしまいがちです。でも、ちょっと待ってください。その前にぜひ、自分のいる職場環境を冷静に分析して、本当に自分に非があるのかどうかを考えてみましょう。

あなたの仕事が滞っているのはあなたのせいではなく、会社の古臭い方針や空気の読めない上司のせいかもしれません。フリーランス猫が会社員猫だったときも似たような経験があります。

業務を妨害してくる割り込み上司

チームをまとめるマネージャー職というのは、部下たちが働きやすいようにサポートをするべきです。ところが「管理職」という肩書を勘違いし、何もかもを自分の思い通りに管理したがる上司がいます。

そういう上司は、一生懸命仕事をしている部下の業務を妨害しがちです。集中して仕事をしているのに、妙なタイミングで声をかけてきます。部下はイチイチそこで業務の手を止めなければなりません。内容を聞くと「今言わなくても良いこと」「後で調べれば分かること」「ただの雑談」だったりします。

本人はコミュニケーションを取ろうとしているのかもしれません。しかし、タイミングを間違えると部下の集中力を途切れさせてしまいます。溜めなくても良いストレスによって、作業のパフォーマンスが下がります。部下たちの間では「もういっそ、話しかけないでほしい」という空気が充満してしまうのです。

ミーティング大好き上司

自分に原因があることを分かっていない上司は、やたらとミーティングを開きたがります。チームの問題がいつまでも解決しないと勘違いしているからです。解決方法は簡単で、その上司が居なければ済む話(笑)。しかし、その上司がそんなことを認めるわけがありません。問題を部下に押し付けるためにミーティングを開くのです。

あなたの会社は結論の出ないミーティングが多かったりしませんか?
上司が休みの日は仕事が捗る、というようなことになっていませんか?

ミーティングとは本来、課題をチームで解決するために行うもの。ところが、部下たちを囲んでミーティングを開いている自分に満足している状況、という厄介な上司もけっこういるのです。


このような環境の会社では以下のような摩訶不思議な現象が起きます。

仕事ができる人ほど、上に煙たがられる

無能な上司は自分よりも優秀な部下を可愛がろうとはしません。自分の言うことに従順な人間しか、側に置こうとしないのです。あなたが居心地が悪いのは、あなたが仕事をできないからではなく、上記のような無能な上司がいるからなのかもしれません。

仕事をなくせる勇気を持てる企業が伸びる

無駄なミーティング以外にも、生産性のないことを繰り返している会社はたくさんあります。目に見えて効率化できるような部分をあえて改善しないような会社も、将来性は薄いと言えるでしょう。

誰がどう判断しても「こうした方が良い」ということが明確なのに、旧態依然のやり方を変えようとしないのはなぜでしょうか? それは上司が自分の仕事を奪われたくないからかもしれません。上司よりもAIの方が適切な判断を下せるとなれば、上司の存在意義が薄れてしまいます。しかし、それを怖がっている会社に未来はありません。

世界的規模で成長を続けている会社は、むしろ「仕事をなくすこと」を常に考えています。

世界的規模で大躍進を続ける企業の共通点

Netflix
たとえば動画配信サービスの大手「Netflix」はもともと、DVDのレンタル宅配業者でした。DVDという現物をそれぞれの家庭に配っていたのです。物理的にたくさんの人手が必要だったことでしょう。雇用もそれなりにあったはずです。

ところがあるとき、NetflixはDVDの宅配から動画のストリーミング配信サービスへとビジネスモデルをチェンジします。仕事や雇用がなくなることを恐れずに、時代の一歩先をゆく舵取りをして、世界的規模の企業になったのです。

Airbnb
民泊サービスで世界的な人気を誇るAirbnbは、宿泊事業であるにも関わらずたった一台のベッドも保有しておりません。既にある民家を宿泊施設として利用するという考え方は、ホテル事業の常識を根底から覆すものでした。新しく施設を建てる必要もなければ、フロントスタッフを雇う必要もありません。従来の仕事をなくすことで設備投資費や人件費を節約できます。よって、利用者は世界各国どこの地でも安く宿泊ができるようになったのです。

Uber
日本でもその名が知られてきたUberは、もともとライドシェアというサービスで有名になりました。自分の車でタクシー業務を可能にするサービスです。タクシードライバーという仕事をなくしてしまうようなビジネスモデルです。Uberは自動運転に力を入れているので、将来的にはドライバーの存在すらもなくしてしまうでしょう。しかし、Uberは右肩上がりにその知名度を上げています。


「自分の仕事をなくす」ビジネスモデルというのは「その仕事をしなくて良い」ということではありません。その仕事をしなくても、仕事をした場合と同等の結果が得られるように効率化することです。

「AIの進化によって、人間の仕事が奪われてしまう」という話を頻繁に耳にします。あなたはこの話を「働く環境がなくなってしまう」と、悲観的に受け取りますか? それとも、テクノロジーを利用してどんどん「仕事をなくす方法」を考え、生産性を上げる人間になりたいですか?

どちらの人間が激動の未来を前向きに生きられるのか、言うまでもないはずです。

核戦争でも起きない限り、テクノロジーは進化はしても退化することはありません。仕事を奪われることに恐怖する会社や上司は、時代に取り残されていくことでしょう。

未だに報告、連絡、相談のホウレンソウを推奨しているの?

日本には報告、連絡、相談のホウレンソウが社会人の基本だという風習があります。たしかに要所でのホウレンソウは必要なこともあるでしょう。しかし、やたら議事録を残そうとしたり、いつ見返すかもわからないようなデータを一生懸命まとめたりしている会社も、けっこう多いです。

「楽園企業」と言われた未来工業株式会社の場合

残業原則なし、どこよりも多い休日日数、高額な給料などで「楽園企業」とも言われている会社があります。岐阜県の未来工業株式会社です。この会社の創業者、山田昭男氏は「ホウレンソウ」を廃止したことで話題になりました。

ホウレンソウの廃止の意図について、山田氏は管理者の社員に対する「子供扱い」をやめさせたかったと語っています。未来工業は社員ひとりひとりを信頼し、それぞれに考える力を身につけさせようとしたのです。ホウレンソウを義務化した場合、上司が喜ぶような報告書の作成に力を注ぐ社員が増えると山田氏は考えました。

無論、すべてのホウレンソウを禁止しているわけではないそうです。必要に応じてコミュニケーションは取っているとのこと。ただ、山田氏の考え方を聞いてドキッとした人も多いのではないでしょうか。プロジェクトの成功よりも、目の前の上司からその場限りの評価を得るために資料作成をするケース、きっと珍しくはないはずです。

未来工業はこの他にも次々に常識破りの改革を行い、業績を伸ばしました。今では「社員が日本一幸せな会社」として度々メディアにも取り上げられています。

古くからの風習を「本当に必要なのか?」という目線で常に考えられる企業だからこそ、成し得たことだといえるでしょう。

世界的大企業Googleの場合

世界的企業Googleでは、テクノロジーを使ってホウレンソウの必要性をなくそうとしています。前章で説明した余計な仕事をなくしていくことの大切さにも通じると思います。

Googleの作業はGoogleドキュメントを使って行われます。Googleドキュメントはクラウド上で複数の人たちとファイルを共有し、書類を作成したり管理することができるツールです。ミーティングをやりながら議事録を記入し資料を作成していけば、終了と同時に書類は完成し、全員に共有されています。

これらを従来のホウレンソウ体制で行うと、どうなるでしょうか。皆で話し合ったことを書類にまとめ、エクセルで表を作って添付し、メールで上司に報告。そこからフィードバックを受けて訂正し、あらためて相談。再度差し戻しがあって…

このような繰り返しがどれほど時間の無駄になるのか、言うまでもありません。クラウド上で行えばすべての作業が同時並列で完成するのです。あなたの会社がこのようなツールを導入せず、旧態依然のホウレンソウを推奨しているようなら、かなり時代に乗り遅れているのかもしれません。

ホワイト企業とは?

あなたの会社が伝統芸能などを扱うような業態であれば、古いしきたりを守ることも意味があるでしょう。しかし、そうでないならば古い風習や慣習はすぐに捨てるべきです。会社とは本来、社会を豊かにするサービスを提供し、誰かの役たってこそ、利益を上げられる組織でなければなりません。

社会を豊かにするための会社が、時代に追いついていないというのは本末転倒です。

ブラック企業がメディアで取り上げられ、働き方が改善されているのは良いことだと思います。ただ、ホワイト企業のすべてが立派な会社かとえば、そうではありません。労働基準法に定められたルールを守っているというだけです。冷静に考えれば当たり前のことをやっているだけなのです。

ホワイト企業の環境に甘やかされ、成長のない会社のぬるま湯に浸り続けるとどうなるでしょうか。気づけば何のスキルも身についていない自分がいるかもしれません。それでもその会社に居続けられれば良いのですが、終身雇用はもはや幻と化しています。

未来を生き抜く力を手に入れるためにもぜひ、まずはご自身の会社を冷静に分析してみてください。

フリーランス猫
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それでは、またナァ!

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